【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

乗り物のこと

カブにしか興味がない絶対実用主義バイカーの私ですが、若かりし頃、唐突に大きなバイクに乗りたくなり、免許取得から国産アメリカン(シャドウ400)の購入まで閃光の速さで駆け抜けた事があります。3,4年は仕事やツーリングで名古屋界隈を真夏も真冬も走り回っていましたが、郵政カブを買ってからさすがに置き場もない上、カブ熱が高まりすぎたので「ちょっと実家の納屋に置いとくか」というつもりで気がつけば18年経っていました。

まだまだ寝かせて老後の嗜みにするつもりでいたのですが、実家の農機が増えて納屋を建て替えることになり、いよいよ「このバイクをどうにかしろ」という事態に。ひとまず我が家のガレージに運んできたのですが、目の前に動かないバイクがあればいじらずにはいられません。さらに、若かりし頃は場所や資金がなくてできなかったイキリカスタムへの情熱にも火が付いてしまったのです。

ユンボや農機, 山の開拓

8年目の山の開拓レポート

昨年に続き、今年も年末に慌てて更新するスタイルになってしまいました。来年こそがんばりたい。
さて、当ブログ人気第1位の「>>山の開拓プロジェクト」ですが、更新は滞っているものの8年間コツコツ開拓と管理を続け、最近ようやく森っぽさが出てきました。

ユンボで平地や段々畑を整備

【2016年〜2018年頃】 この辺りの山にしてはなだらかな傾斜の敷地ですが、やはり斜面と平地では使い勝手が違います。平地は便利なのですが、がっつり造成地のようにしてしまうのはではなく、自然の地形の中に道や平地が溶け込むスタイルを目指します。この敷地は近くを流れる用水路整備の残土らしき不自然な起伏や、その昔、猪が里に降りてこないよう作られた土塁(獅子垣)の跡などでやけにいびつなので、それを本来の地形に整えつつ、必要な平地や段を作っていきます。

造成に使うような大きなユンボなら半日で終わりそうな作業ですが、1.5トンのユンボでコツコツ進めます。土木工事は見ているだけでも楽しめる私ですので、自分で地形をいじるのは楽しくてたまりません。手早く終わらしてしまってはもったいないくらいです。

iMac, アップル, 住居とインテリア

当ブログが季刊以下の更新頻度になって久しいのですが、このままでは年報になってしまいそうなので、年末に焦って更新するスタイルです。来年はがんばりたい。

業務用液晶タブレットを10年ぶりに買い替え

2010年に当時高嶺の花であった液晶タブレットCintiq21を購入し、特に故障もないので気がつけば10年使ってきました。しかし常々気になっていたのが夏場の発熱。夏場は腕や顔面が液晶の熱気を浴びつつ、背中にはエアコンの風が当たって自律神経が悲鳴をあげます。
また、自分の使いやすい位置や角度に固定するため、かなりいかついモニタアームを使っており、ちょっとしたデスク上の配置換えも大仕事です。

iMac, アップル

当ブログ名物となっているMacのSSD交換ですが、2015年に買ったiMac4Kについては、接着してあるディスプレイを剥がす必要があるため気が進まず、外付けSSDからシステムを起動していました。すると、分かる人には分かると思いますが、Trimがどうのこうので次第にモッサリした動作になり、末期になると数日に一度はカーネルパニックを起こす状態に。

6年目になるので、もはや新型のカラフルiMac(M1)への買い替えも頭をよぎったのですが、納期が1ヶ月以上かかるので心折れました。
そのようなわけで、このiMacを末永く使い倒すつもりで、恒例のSSD交換に挑みます。

ユンボや農機

山や庭で土木作業をしていて常々欲しいと思っていたのが転圧機。広い場所ならユンボのキャタピラで強力に踏み固められるのですが、趣味の土工をするなら転圧機は一家に一台所有しておきたいものです。
そんな折、>>例の運搬車 を安く売ってもらった解体工場を通りがかったところ、廃棄されたボロボロの転圧機を発見。鉄くず価格の5,000円で購入しました。

乗り物のこと, 出かけたこと, 郵政カブMD90

郵政カブとハンターカブでのツーリング

仕事紹介でご案内していますが、ホンダさんのWEBサイトコンテンツ「原付クラブ」にて「山のくらしときどきカブ」という記事を担当させていただいています。全4回で、カブが彩る田舎暮らしを綴っています。

>>ホンダ 原付クラブ「山のくらしときどきカブ」

第一回は、ホンダ汎用エンジンを搭載したロープウインチによる薪の原木を集めるレポート。第二回は、畑で麦を育てて麦茶を作るまでの記録。(※ 過去記事は原付クラブの中のリンクから移動できます)
そして第三回は、いよいよカブが主役となるツーリング記事ということで、郵政カブ(MD90)と友人の元祖ハンターカブというマニア向けな組み合わせによる飛騨の旅を紹介しています。

以下は当ブログ内の郵政カブとハンターカブの記事です。
>>私の郵政カブのまとめ記事はこちら
>>友人のハンターカブの記事はこちら

郵政カブ ツーリング前の整備

カブが3台もあると整備の状況にもムラが出てしまうのですが、初めての長距離ツーリングを前にして念入りに郵政カブの整備をしておきました。

ユンボや農機, 山の開拓

丸太で作る農機具小屋

>>趣味のユンボを購入してからというもの、ユンボが雨ざらしにならないよう急いで小屋を作るつもりでいながら気がつけば数年経っていました。建機や農機は基本的には雨ざらしで大丈夫な気もしますが、私の心が痛むので本腰を入れて「ユンボハウス」の建築に取り掛かりました。

丸太ベースで小屋を設計

小屋を設計するにあたり、できるだけ大きく広く、簡単で、材料が少なく安価であることを重視しました。製材された木材を使ったほうが楽ではありますが、この時のために、敷地で伐採した杉やヒノキの皮を剥いでストック(←雨ざらし)してあるのです。角材より丸太のほうが加工が難しいのですが、逆にワイルドに作って多少傾いていてもそういうもんだと開き直れるメリットもあります。
そのようなわけで、困難を覚悟で考えた設計図の一部がこちら。

私のフワッとした建築知識上、柱間を4m飛ばすというのはけっこう大ごとで、それなりの梁の太さや本数が必要になります。直径約20cmの丸太2本で飛騨の積雪にも耐えられるのか不安がありますが、最悪、雪下ろしをしたり大雪の時だけつっかえ棒を入れてやりすごす覚悟で突き進むことに。

ユンボや農機, 山の開拓, 薪ストーブ

薪ストーブユーザーとして軽トラは必須なものの、実家にあるので維持費をかけてまで所有する必要はないスタンスなのですが、薪や土砂のちょっとした移動に小回りの効く運搬車が欲しいと思っていました。時々オークションをチェックするも、ボロボロの割に輸送代のほうが高くつくような状況。そんなとき、市内の鉄回収業者の前を通りかかると、解体寸前の農機具の山を発見。よく見ると、そこで待っていたかのように理想的な運搬車が雨ざらしになっています。さっそく業者に声をかけてみたところ、解体予定だが欲しい人には鉄クズ価格で売るわ、ということなので迷わず飛びつきました。

4輪のダンプ付き運搬車を購入

まさに探していた運搬車です。四輪駆動だったら文句なしですが、畑に突入するわけではないので二輪駆動でも上等です。お値段は驚きの15,000円。軽トラの積載重量は350kg程ですが、こちらは500kg。驚異の超低速走行なものの、ごく短距離であれば安全かつ頼もしい。
長年使い込まれてオンボロながら、一応エンジンはかかって走行できたので、整備のやりがいがあります。

運搬車のエンジン周りの整備

一応エンジンはかかるものの明らかに不安定なので、キャブレターの掃除に加えて、ガソリンタンクのサビを取ります。年季の入ったプラグ、エアフィルターは気持ちよく新品に交換。

ユンボや農機, 山の開拓

ユンボの爪

ユンボの整備にあたって真っ先に交換したかったバケットのツース(爪)。しかし、サビとセメントまみれの特大ボルトが私の力ではビクともせず、後回しになっていました。整備業者であればボルトを焼き切るところだと思いますが、DIYレベルならディスクグラインダーで切り目を入れれば緩むであろうと思いつき着手。ツースやボルトはネットで注文しました。VIO15に適合しそうなボルト式ツースは1500円×4個、ボルトは300円×8個必要です。

ユンボや農機, 山の開拓

ヤンマーVIO15

2015年に借りたユンボでその楽しさの虜となり、田舎暮らしの末期状態「趣味のユンボオーナー」になった記録です。

中古のユンボをヤフオクで購入

マイユンボの希望条件としては、車体重量1トン〜2トン、年式やメーカーは問わないものの、なるべく長く維持できる状態で、ご予算は少々無謀な20〜40万といったところ。ユンボは意外と原始的かつ頑丈なので、古くて格安でも致命的な故障さえなければ、十分働いてくれるだろうということでオンボロ上等です。

1トンから2トンというチョイスは、開拓中の山でなんとか抜根をこなしつつ、我が家の庭の土工でも使える、汎用性重視のサイズ感です。個人的に抑えておきたいポイントとして、両サイドから乗り降りできるタイプであること。これは大抵2トン未満の機種に限られます。また、大きくなるほどに保守部品もお高くなるので、趣味であれば程々なサイズにしといたほうが良さそうです。

数ヶ月間、ネチネチとヤフオクをウォッチしていたところ、ビビッと来たユンボを発見。ヤンマーVIO-15初期型、2550時間、輸送費込みで70万円。豪快に予算オーバーしていますが、日々色んなユンボを見ているうちに、後方小旋回の安定感あるデザインにうっとりしてしまい、道具というより愛車を買う感覚で完全に金銭感覚がおかしくなり、ノリノリで落札。大きな幼児は歯止めがききません。また、後方小旋回としては滅多にお目にかかれないお求めやすいプライス(←錯乱)だったことも見逃せません。