【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

旧型MacminiをDIYでアップグレードして開運招福する

Macminiをリメイク

記事後半で紹介するMac買い替えに伴って周辺機器を整理していたところ掘り出されたのが2007年購入の旧型Macmini。
いままで、引退したMacは専門店での買い取りやフリマアプリを通じて誰かの手に渡っており、Macへの愛ゆえゴミとして処分したことがありません。この旧型Macminiもそのうちジャンクか部品取りとしてフリマに出そうかと思っていたのですが、気がつけば発売から16年が経ちさすがに売れる気がしません。仕方ないので、なんらかのインテリアアイテムとしてDIYでリメイクしたいと思います。

旧型Macminiを解体する

初期Macminiの分解は非常にクセがあるのですが、専用工具を作って何度もカスタマイズしてきた私にとっては朝飯前。ちなみに専用工具とは100均のフライ返しの縁を紙ヤスリで丸めた、限りなくただのフライ返しです。専用フライ返しを写真のようにケース隙間に差し込んで内側のツメを外します。

光学ドライブやマザーボードなどの部品をひたすら取り除いて上下ケースのみの状態に。

Macminiの分解

DIYでなにかと重宝しているマルチツールで背面パネルを切り取り、切り口をリューターやヤスリでなめらかに整形します。

Macminiに御利益をインストール

近年のマイブームで頻繁に家族旅行しているのですが、その旅先でゲットしたお守りや開運アイテムを開口部にインストール。
なんということでしょう。使い古されたMacminiがモダンな神棚的なものに。亡きスティーブ・ジョブズが頭を抱える様子が目に浮かびます。

Macminiとお守り

思えば、ややいかついデザインの現行Macminiよりも今回餌食になった旧型Macminiの優しげなデザインが好きですので、それを御利益ある形にリメイクできて私だけがひたすら満足するDIYでした。洗練されたデザインのハイテク機器と日本の歴史と風土が生み出したお守りが融合し見る人を錯乱させますが、もはや現代アートということにしておきます。

【便乗記事】業務用MacをiMacからMacmini(M2)に買い替え

2015年に購入しSSDに換装するなどして活躍してきたiMac21.5インチ(Late2015)ですが、私が容赦なく最新OSや最新アプリにアップデートするため、さすがにメモリ16GBでは厳しくなってきました。↓iMac購入時の記事

歴代iMacには並々ならぬ愛情があるので次期iMac(M3)の登場まで粘って買い替えるつもりだったのですが、趣味の動画編集や20万枚超えの写真.appのモタつきに耐えられなくなった時に、たまたまアップル公式整備済み品に理想的なスペックのMacminiが登場したため衝動的に購入しました。

今回購入したMacminiは、M2(8コアCPU 10コアGPU) 、24GBメモリ、1TB SSD で146,800円。 同じ構成の新品オーダーだと196,800円で納期もそこそこかかるため良い買い物だったと思います。

Macminiのディスプレイを選ぶ

久々のモニタ別体Macということでディスプレイ選びには相当悩みました。4K解像度でベゼルが細くUSB-C付きでシュッとしたコスパの良いヤツ、ということで行き着いたのが JAPANNEXT 28型 IPS 4K液晶モニター JN-IPS282UHDR-C65W。激安にちょっと毛が生えたくらいのランクですが、キツすぎる彩度を少し調整した程度で満足できるものでした。特に画面の高さや向きを調整できるスタンドは想像以上に便利です。

Macmini(M2)の感想

M2Proモデルも気になっていたものの、ノーマルM2でも評判通りの快適さ。ただ、周辺機器を色々と接続するのでインターフェイス的には不足を感じます。
また、このデザインのMacminiは2011年に購入して4年程使っていたため、見た目の新鮮さはゼロ。それどころか懐かしい気持ちになってきます。
↓2015年に故障したMacmini(2011)とMacmini(2023)を並べたところ。

このデザインになっておそらく12年目ですので、そろそろ新しいデザインのM3 Macminiを拝みたいところです。新デザインのMacminiの登場を確信して臨んだ2018年秋の発表イベントで、「未知の円盤が飛来するぞ!」というティム・クックの満を持した小芝居で登場したのが黒いMacminiだった時の気持ちは今も忘れません。

【オマケ】古いハードディスクを処分

周辺機器の整理に伴い、処分に困っていた古いハードディスクを破壊しました。データが記録されている円盤を叩いて曲げたり粉々に割ったのでFBIでも復旧できないはずです。
ちなみに、鉄クズ業者はHDDそのままだと引き取ってくれないのですが、基盤や円盤を取り除けばアルミや鉄資源として回収してもらえるかもしれません。