【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

DIYで液晶タブレット(WacomCintiq16)のテーブルを自作したレポ

当ブログが季刊以下の更新頻度になって久しいのですが、このままでは年報になってしまいそうなので、年末に焦って更新するスタイルです。来年はがんばりたい。

業務用液晶タブレットを10年ぶりに買い替え

2010年に当時高嶺の花であった液晶タブレットCintiq21を購入し、特に故障もないので気がつけば10年使ってきました。しかし常々気になっていたのが夏場の発熱。夏場は腕や顔面が液晶の熱気を浴びつつ、背中にはエアコンの風が当たって自律神経が悲鳴をあげます。
また、自分の使いやすい位置や角度に固定するため、かなりいかついモニタアームを使っており、ちょっとしたデスク上の配置換えも大仕事です。

そんな折、発売されたのがCintiq16インチ。実は以前、Cintiq13インチを購入したのですが、さすがに小さすぎてお蔵入りしていました。16インチなら適度なサイズかつ、進化した液晶なので発熱も少なく発色も良いだろうということで買い換えることに。20万円だったCintic21に比べたらお求めやすい値段です。

さっそく設置したところ、発熱はほぼなし。やけに赤や緑が強烈だったCintiq21に比べたら自然な発色ですし、16インチのフルHDということでピクセルの密度感があります。ただし、内蔵されているスタンドですと好みの位置や角度にならないため、DIYで適当なテーブルを作ることに。今や家のちょっとしたリフォームくらいはこなすプロの日曜大工er(ニチヨウダイカー)ですので、タブレット台くらいは朝飯前です。

ガレージの端材を動員してタブレット台を自作

日曜大工で色々作っていると各種素材の端材が貯まり、むしろ処分していきたいくらいなので材料には事欠きません。テーブル天面は、以前自宅物置に貼った無垢フローリング材の余りを使用。男前な木目のアカシア材で雰囲気が良く、艶消しニス塗装済みなので助かります。
台の脚部分は仕事部屋のリフォームで余っていた24mm構造用合板を使用。

↓出番の少ないピンタッカーで天板を貼ります。

タブレットがずり落ちないようにする引っかけ部材を作成するため、これまた出番の少ない自動カンナが登場。これを移動させるたびに腰を痛めます。

cintiq16とキーボードを設置してみる

ざっくり出来上がったところで実際に機器を設置。写真の通り、昔からこのトリッキーな配置で仕事しています。

ちなみに、左手側に貼り付いている謎のMagic Mouseはスクロールデバイスとして愛用しています。キーボードやマウスは滑り落ちないよう100均で売っている耐震ジェルで固定。

ほぼ満足いく出来上がりだったのですが、数ヶ月後に角度や高さを調整したくなったので脚を小改造しました。

以上、プロ日曜大工erによる液晶タブレット台製作レポートでした。もちろん材料費はゼロ。必要なものを作りつつ端材を消費してガレージが片付くという、私がひたすら満足するプロジェクトでした。

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