【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

廃棄された転圧機(プレートコンパクタ)を修理

山や庭で土木作業をしていて常々欲しいと思っていたのが転圧機。広い場所ならユンボのキャタピラで強力に踏み固められるのですが、趣味の土工をするなら転圧機は一家に一台所有しておきたいものです。
そんな折、>>例の運搬車 を安く売ってもらった解体工場を通りがかったところ、廃棄されたボロボロの転圧機を発見。鉄くず価格の5,000円で購入しました。

稲刈り機のガソリンタンクを移植

ひとまずキャブレターを掃除してなんとかエンジンはかかるものの、どこかから落下したのかガソリンタンクが豪快に陥没しタンクキャップまで歪んでいるのでガソリンが揮発していきそうです。

こういった汎用エンジンのガソリンタンクはそれなりの需要があるためか、中古でも結構な値段で売られています。下手するとこの転圧機より高くなりそうなので、同じく解体工場に捨てられていた稲刈り機のタンク譲ってもらい移植することに。鋼材を切ったり曲げたりボルトを溶接してステーを製作。

転圧機を修理

たまたまですが、本体とガソリンタンクの色が同じで違和感ありません。

キャブレターを新品に交換

ガソリンタンクはいい感じに取り付けできましたが、キャブレターがオーバーフローしているようでガソリンがひたひたと漏れます。原因はおそらくフロートバルブの劣化。激しく振動する機械なので摩耗しやすいのか、はっきりと段がついています。

転圧機のフロートバルブ

新品のフロートバルブを探したのですが、適合サイズがよく分からない上、意外にも新品のキャブレターが2000円未満だったので素直にキャブごと交換しました。ちなみにこの転圧機に使われているエンジンはロビンEY15です。

転圧機のキャブレターを交換
キャブレターだけピカピカ。

あとはエンジンオイルを交換したり、燃料フィルターや燃料コックをつけるなどしてリフレッシュ。エンジンはほぼ一発始動で調子もよく、さっそく庭のリニューアル工事で活躍してくれました。

オイル交換
オイル交換しづらい構造です。

一番使いたかった山の整地や >>ユンボ小屋 の工事はほぼ終わっているため、あと何回使うのか疑問ですが、修理することが娯楽のようなところもあるので良しとしておきます。

山の開拓やユンボ