山の開拓にあたり中古のユンボを購入。DIY整備や修理の記録。

ユンボや農機, 山の開拓

ヤンマーVIO15
2015年に借りたユンボでその楽しさの虜となり、田舎暮らしの末期状態「趣味のユンボオーナー」になった記録です。

マイユンボの希望条件としては、車体重量1トン〜2トン、年式やメーカーは問わないものの、なるべく長く維持できる状態で、ご予算は少々無謀な20〜40万といったところ。ユンボは意外と原始的かつ頑丈なので、古くて格安でも致命的な故障さえなければ、十分働いてくれるだろうということでオンボロ上等です。
1トンから2トンというチョイスは、開拓中の山でなんとか抜根をこなしつつ、我が家の庭の土工でも使える、汎用性重視のサイズ感です。個人的に抑えておきたいポイントとして、両サイドから乗り降りできるタイプであること。これは大抵2トン未満の機種に限られます。また、大きくなるほどに保守部品もお高くなるので、趣味であれば程々なサイズにしといたほうが良さそうです。

数ヶ月間、ネチネチとヤフオクをウォッチしていたところ、ビビッと来たユンボを発見。ヤンマーVIO-15初期型、2550時間、輸送費込みで70万円。豪快に予算オーバーしていますが、日々色んなユンボを見ているうちに、後方小旋回の安定感あるデザインにうっとりしてしまい、道具というより愛車を買う感覚で完全に金銭感覚がおかしくなり、ノリノリで落札。大きな幼児は歯止めがききません。また、後方小旋回としては滅多にお目にかかれないお求めやすいプライス(←錯乱)だったことも見逃せません。

後方小旋回とは、本来、運転席の後方にあるエンジンを運転席の下に配置することで車体後方が出っ張っらないタイプ。狭いところで旋回しても尻をゴツンとぶつけることがなく、なにより見た目がドッシリしていて大変カッコいい。
さらにコンパクトで狭小地向けの超小旋回という機種があるのですが、なんとなくロボット感が強すぎてビジュアル的に好みでありません。どことなく原始的な後方小旋回が私の子供心をくすぐるのです。
ユンボ比較

また、ここ近年の後方小旋回は、今どきのトレンドに沿ったスクエアなデザインで新しもの好きにはたまりません。特に日立ZAXIS(↓)のサイコロ感は圧倒的。新車で買って週1でワックスかけたいくらいです。

日立のユンボ
以下、私がアクセスしてニヤニヤするための各社ミニバックホーリンク集。
>>クボタ・ミニバックホー
>>コマツ・ミニショベル
>>日立建機・ミニショベル
>>ヤンマー・バックホー
>>コベルコ・ミニショベル
>>キャタピラー・油圧ショベル
>>加藤製作所・油圧ショベル(旧IHI)

 

中古ユンボのDIY整備開始

(2016年1月) 怪しい外国人業者が遥々運んできてくれたVIO-15。運ばれてきた直後にエンジンがかからなくなるというお先真っ暗なトラブルもありましたが、外国人が謎の応急処置をしていきました。あとになって分かってきたのですが、この時、電気系のトラブルで燃料が供給されない状態をあの手この手で無理やり回避したようですが、一切言葉が通じなかったので詳細は不明。

ユンボの整備

その後、調子の悪そうなところはなかったのですが、いわゆる現状渡しなので、各種エレメントやオイル、冷却水、バッテリー、一部燃料ホースを交換。微妙な燃料漏れも修理。
ユンボのバッテリー交換
また、キャタピラ付近から異音を発していたトラックローラーの1つを、運良くヤフオクに出品されていた格安の中古品と交換。(左:ベアリングが消滅したトラックローラー。右:ヤフオクで買った中古品)

トラックローラーの交換
リフレッシュしたところでいよいよ実戦投入しました。山の整地、切り株の抜根、庭の石畳作りや、崩れかけた石垣の積み直しなど、マイユンボがなければ諦めていた作業が着々と進んでいます。

石垣の修復

電気系トラブル発生。セルスターター焼ける。

(2016年12月) 納車時のエンジントラブルに端を発し、エンジンスタートやストップになんとなく不調を感じていたのですが、ある日、スイッチキーをOFFにしてもエンジンが止まらない状態に。その直後、運転席下から白煙が上がり、これは素人には手に負えない重大トラブルと察したので、燃料コックを止めてエンストさせたあと、近所で紹介してもらった重機屋さんに来てもらいました。どうやら電気系統に持病があるらしく、セルスターターが回りっぱなしになり焼損してしまった模様。専門的に言うと、セーフティリレーの故障によるセルスターターのオーバーラン。焼き付いたセルスターターと溶けたコネクター、セーフティリレー、動作の怪しいエンジンストップソレノイドを交換することになりました。
ユンボのセルモーター交換
↑左がリビルト(再生品)のセルスターター。故障した方のスターターを再生業者に返送することで純正品より格安で購入できます。
それなりの修理費用になりましたが、元のセルスターターも寿命が近い雰囲気でしたし、潜在的な電気系の持病が完治して良かったと思います。電気関係はサッパリな私ですのでプロに修理してもらうほかありません。今後、電気以外はなんとか自力で解決していきたいところ。

油圧ホースの劣化。作動油にじみ

(2017年5月) アームと車体間の油圧ホースの劣化が進んできたらしく作動油が滲み出す状態に。これが破裂すると高圧の作動油が吹き出して危険なので早めに交換することにしました。電気以外は自力で解決したいと言いつつ、油圧関係も恐ろしいので重機屋さんに交換を依頼。油圧ホースを現地で作ることができるスペシャル車輌で乗り付けて新品のホースに交換してもらいました。

油圧ホースのひび割れ
特に劣化しているアーム根本の6本を交換。

油圧バルブ
コンパクトさを追求したミニユンボゆえ、こういった配管類はギチギチです。私の手持ちの工具では奥まった部分のホースの着脱は難しいかもしれません。

油圧ホースの保護チューブ
私の希望で、油圧ホースを保護するナイロンチューブをつけてもらいました。見た目がドレッシーかつ、ホースが長持ちしそうです。やはり、なかなかの金食い虫ではありますが、山の開拓や庭の整備にあたり、なくてはならない存在。この後も、いろいろとDIY整備を行っていますが、長くなるので追って細々とレポートしていきたいと思います。