【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

リトルカブのマフラーをダックスマフラーに交換

リトルカブ

長年の夢であったバイクガレージが完成して約1年。ガレージ内外装のDIYや、>>山の開拓などで慌ただしく、そもそもの目的であるカブいじりができていなかったのですが、ようやくそれらしい作業が始まりました。
ひとまずは、林業仕様として酷使しているリトルカブを、より”野良仕事バイク”っぽいスタイルに持っていくため、手軽でいて印象がガラッと変わるマフラー交換に着手。マフラーを交換するというと、爆音マフラーでヒャッハーするキッズの姿がまっさきに思い浮かびますが、大人カブ主としてはノーマルカブの優しいサウンド以外は考えられません。そこでゲットしたのが、ホンダ ダックスのマフラー。カブの兄弟分であるダックス用ですので、相性は抜群のはずです。

おそらく純正品ではありませんが、4000円という小遣いプライス。
取り付ける角度にもよりますが、車体にピッタリつけようとすると、サイドカバーに干渉します。こちらのサイドカバーには熱に弱そうな電気部品が詰まっています。そのため、もっとも出っ張るCDIとウインカーリレーを反対側のサイドカバー内に移植しマジックテープでやんわり固定。マフラー側のカバーはつけない方向に。

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ヘルメットホルダーをひっくり返して車体内側にとりつけ、それを基部にしてボルト・ナットでマフラーステーを吊り下げるというウルトラC。

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マフラーステー

ちなみに、この工程においてガソリンタンクを取り外したところ、2000年の>>東海集中豪雨で水没した痕跡が生々しく残っていました。

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さっそく試乗したところ、気持ちポコポコした音がありますが、ほぼノーマルカブサウンド。しかし、マフラーの抜けがいいのか悪いのか、燃調が変わったらしく、走りだしの一瞬、ブボボボっと失速します。これはスロージェットの番手を変える必要があるのではないかと、近所のバイクショップに駆け込んだところ、「多分、ニードルのクリップ調整でいけるよ」とのアドバイスをいただき、クリップ調整で事なきを得ました。この辺の繊細さを目の当たりにすると、エアクリ交換やボアアップなど、泥沼にはまりそうで腰がひけます。

リトルカブ ダックスマフラー
ついでに、>>農家感満載だった収穫コンテナを、端材で作った木箱に交換。ミリタリー的ワイルド感が出るかと思いきや、田舎臭さが倍増した気がしてなりません。しかし、それを差し引いてもダックスマフラーがいい雰囲気です。

カブファンとしては、スーパーカブと郵政カブはなるべくオリジナルの雰囲気を維持していきたいと思っていますが、このリトルカブはカブ感皆無の方向でいじり倒したいと思っています。

これまでのリトルカブの歴史は以下のページにて。