【お知らせ】 HONDAさんの公式サイト内「原付クラブ」にて、カブに関する記事を担当させていただいています。

>>原付クラブ 山のくらし ときどきカブ by 今井ヨージイラストレーション

あゝ野麦峠

ゴールデンウィークは、友人と焼き肉を食ったり、
帰省したり、豚の飼育の話を聞いたり、
間違ったパソコンのパーツを買ったり、
仕事をしたりと、自分としてはアクティブに過ごしました。
帰省中には、親父の思いつきドライブで、
実家よりもさらに山奥、鈴蘭高原や野麦峠を越え、
長野県まで連れ回されました。
ちなみに野麦峠というのは、その昔、
飛騨が極寒、極貧だった時代、飛騨の若い娘たちが、
この標高1672mの峠を超えて、長野の工場に
出稼ぎに行ったそうで、「あゝ野麦峠」という
小説・映画で有名。
>>あゝ野麦峠
過酷な労働環境で病気になった政井みね(大竹しのぶ)は、
引き取りにきた兄に背負われ、野麦峠で
「ああ、飛騨が見える・・・」と言って息を引き取ったという実話。
写真がその石像。
女工たちは、正月には極寒の吹雪の中、
列になって念仏を唱えながら飛騨に帰省したそうです。
谷に落ちて死ぬ人も多かったとか。
盆に帰省した方がいいような気もしますが、余計な事は考えず
昔の厳しい山村に思いを馳せて下さい。
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